Line@配信 第114回:英語イディオム
こんにちは! めじろ英語教室の石山仁美です。
ちょうど一週間後、始まりますね。
Go to travelキャンペーン。
4連休ですし日本政府が旅行を押しているわけですから
旅行の予定がある人もいると思います。
このキャンペーンが日本にとって
いいことなのか、悪いことなのか・・・
の話は置いておいて(笑)
Go to travelキャンペーンのネーミングの話です。
文法的に間違っています!
(大々的に発表する前に私に相談してくれたらよかったのに・・・笑)
まず、go to という文章を作ると
I want to go to bed.
I want to go to London.
I love to go to New Zealand.
のように to の後には場所(名詞)が来ますね。
「~へ行きたい」という意味ですから
場所の名前(=名詞)が来ます。
Go to travel.
トラベルという名前の場所へ行く、
という意味であれば、まあ、問題ありません。
でもtravelなんていう場所ありますか?
「旅行へ行こう」という意味でこれにしたのでしょう。
こう説明されればいかに変な文章だってわかりますよね?
次に「なぜ命令形なの?」です。
100歩譲って Go to travel. が文法的におかしくなければ
「旅行へ行け!」
という意味です。
これでは行く気もなくなります(笑)
私ならこんなネーミングにしますよ、
というのを<仁美のコメント♪>で紹介しています。
それでは本日のイディオムをお届けします。
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<turn against >
to change from supporting something to opposing it
何かをサポートしていたのに反対に回ること、敵に回る、反抗する
例文:The whole class turned against the teacher when he set double homework.
先生が宿題を二倍にした時、クラス全員が敵に回った。
<fight tooth and nail >
to fight very fiercely
猛烈に戦うこと、あらゆる手段を使って戦うこと
例文:He will need to fight tooth and claw for a starting member in his baseball team.
彼が彼の野球チームでスタメンになるには猛烈に戦う必要がある。
<Herculean task >
a task requiring huge amounts of physical strength
肉体的にかなりの時間を必要とすること、至難の業
例文:It is going to be a Herculean task for the new government to stabilize the economy in its current state.
新政権が現在の状況で経済を安定させることは至難の業であろう。
<call of duty >
to do something that is morally right
道徳的に正しいことをする
例文:They went beyond the call of duty to get their new business off the ground.
彼らは新しい事業を順調にスタートさせるために正しいことを行った。
<knotty problem >
difficult or complex problem
難問、複雑な問題
例文:Translating a poem from another language can be a knotty problem.
他の言語から詩を翻訳することは難問である。
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<仁美のコメント♪>
この文章を書いていて思い出したのがJR東日本のTVCMです。
「そうだ!京都へ行こう」
これでどれだけ多くの人が「京都へ行こう!」と思ったことか。
素晴らしい「言葉の力」ですよね。
何故、わざわざ英語にしたのか、
というそもそもの疑問もありますが、
英語で言うとしたら・・・
Let’s go on a trip!(旅行へ行こう!)
Shall we travel? (Shall we dance?風に)
なんていうのはどうでしょうか?
少し前向きな気持ちになって
旅行にでも行ってみようかな?
なんて思いませんか?
海外のサイトでも Go to travel に対して突っ込み入れられています(汗)
日本人は英語わかってないから・・・
何を言いたいのかな?
なんて言う書き込みがあるわけです。
日本政府にお願いしたい!
もう少し英語を頑張ってね♪
それでは来週~♪
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めじろ英語教室 代表 石山仁美
東京都新宿区下落合3-19-2 井関ビル3F
TEL: 03-5906-5044 メール: info@mejiroeigo.com
URL: https://mejiroeigo.com
営業時間:月~金 10:00~19:00
無料体験レッスン実施中
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>
part of one’s genetic inheritance
親譲り、先祖代々のもの
例文:The whole family is good in sports; it’s in their blood.
家族全員、スポーツが得意だ。
先祖代々そうなんだよ。
<goose egg >
zero
0点、(卵の形を見立て)ゼロ
例文:Last month’s revenue for the company was a big goose egg.
会社の先月の収入は全くのゼロだった。
<to keep one’s promise >
be faithful to your word
約束を守る、自分が言ったことを守る
例文:The government kept its promise to the people and the taxes were reduced.
政府は公約を守り、減税を行った。
<old school >
traditional values and principles
保守派、伝統的な価値や方針
例文:The boss is so old school in his thinking that Mike is looking for another job.
上司は考え方が保守的なのでマイクは他の仕事を探し始めた。
<the grass is always greener on the other side>
to think that other’s part is better than mine
隣の芝生は青く見える
例文:I often think that the grass is greener on the other side but then start counting my own blessings immediately.
隣の芝生が青く見える事がよくあります。
でもそんな時は直ぐに私自身の幸せな事を数えるんです。
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<仁美のコメント♪>
先週のLine@配信でも書きましたが
今の時代、
如何に自分で情報を取りに行くか
が非常に重要だと思います。
先日、両親がもらい事故(100%相手の過失)に遭い
車が全壊、治療のための通院をしています。
母は一人で外出が出来なくなる程のショックを受けてしまいました。
でも、もらい事故の場合、
自分が加入している自動車保険会社は
一切交渉に関わってはいけない
という法律があるようで、
示談などの交渉は個人対加害者側の保険会社、
となる事を知りました。
一個人 vs 大企業
となるんです。
そんなの無理無理。
これでは「泣き寝入り」するしかない、となりかねません。
色々調べると、
もらい事故の場合はこうすべき、
という情報がネットにあり、
それを両親へ伝えました。
両親は泣き寝入りするしかないと
ほぼ諦めていたようだったので
教えてあげられてよかった~、と思いました。
これも自分で情報を取りに行ったから可能であったわけです。
情報って大事ですね。
皆さんも情報リテラシーを一緒に高めましょうね。
英語が理解できると情報リテラシーが一気に上がりますよ(笑)
それでは来週~♪
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